鼻の角栓でお悩みのあなたに!間違ったフェイシャルケアをしていませんか?

鼻の角栓でお悩みのあなたに!間違ったフェイシャルケアをしていませんか?

鼻のケアが黒ずんでブツブツとしたイチゴ鼻になってしまい、「毎日きちんと洗顔しているはずなのにどうして?」「なんとかしたい」とお悩みの方は多いのですが、その原因の一つに、間違ったフェイシャルケアをしている可能性があります。

そこでこの記事では鼻の角栓ができてしまうメカニズムと、間違ったケア方法、さらに自宅での正しいケア方法についてご紹介します。ぜひご参考にしてください。

鼻の角栓はなぜできる?

角栓のメカニズム

角栓は、顔の毛穴に皮脂や角質が溜まり、つまってしまうことでできてしまいます。黒いブツブツは全く嬉しいものではありませんが、実は皮脂には私たちのお肌にとって大切な作用があります。それは、外部の刺激などからお肌を守りながら水分が蒸発するのを防いでお肌の潤いを保ってくれるという作用です。

また角質は、皮膚の生まれ変わりであるターンオーバーの過程の中で生まれます。人の肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」でできていますが、さらに「表皮」は「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」の4つからできています。基底層で作られた細胞は徐々に肌の表面に押し上げられていき、最後はアカとなって剥がれおちる仕組みになっていて、このサイクルをターンオーバーといいます。4週間から6週間のサイクルが一般的です。

このターンオーバーがあるので、本来は皮脂や角質が溜まり毛穴に角栓が発生してしまっても、ターンオーバーの最終段階でアカとして剥がれおちます。ところが何かしらの作用によって角栓がはがれおちない状態になると、角栓は大きく目立っていきます。さらに皮脂が酸化すると黒ずみ、ブツブツイチゴ鼻になってしまうのです。

角栓がターンオーバーで剥がれおちない何かしらの作用とは

角栓がターンオーバーで自然に剥がれない要因は、いくつかあります。

思春期や生活サイクル・環境によるもの

中学生から20歳頃の年齢は皮脂が盛んに分泌されます。そのためターンオーバーで角栓が剥がれおちる作用があっても、皮脂が常に溜まってしまう状況になっているのです。この時期ニキビで悩む方も多いのもこのためです。また20歳を超えていても、様々な要因で分泌が過剰になることがあります。アルコールや脂肪・糖分の多量な摂取、ビタミン不足といった食生活の乱れや、ストレス、気温の上昇などです。

メイクの落とし忘れ

社会人の女性であれば、職場ではメイクをしないわけにいかないですが、夜、メイクがきちんと落とせていないと、角栓が剥がれ落ちない原因になります。というのはファンデーションなどの化粧品には油成分が含まれ、これは皮脂や角質にメイクがふたをしている状態になり、角栓がつまる原因になるからです。

絶対にしてはいけない角栓の除去方法

このような要因で黒いブツブツが鼻にできてしまった場合はエステなどの専門家のアドバイスを受けて正しい対処をすることがおすすめです。しかし一刻も早く改善したいというのも女性の心理で、次のような間違った対処をされてしまったというケースが多々あります。状況をますます悪化させるばかりですので、絶対に避けましょう。

ピンセットでつまむ

ピンセットで角栓を無理につまむのは止めましょう。皮膚が傷つき炎症につながります。さらにその炎症がニキビになると、ニキビが直ってもクレーターや毛穴のしみになりかねません。

角栓をはがし取るパックをする

ドラッグストアなどで鼻にシートをはり、既定の時間の経過後にシートを剥がし角栓を除去するパックがありますが、これも良くありません。というのはシートをはがす時に角栓だけではなく、皮膚表面の細胞をも剥がしてしまい皮膚を傷つけるためです。パックをするのならば炭酸のパックを選ぶようにしましょう。

クレンジングで肌をこすっている

クレンジングは指の滑りがよいので、必要以上に肌をこすってしまう場合が多いです。ですが肌は強くこすられると負担がかかり、また乾燥質にもなるので、こすりすぎないよう注意すべきです。

洗顔をしすぎる

ベタベタの鼻が気になり、必要以上に一日に何度も洗顔をされる方がいらっしゃいますが、洗顔は朝と夜だけで十分です。というのは過度の洗顔は必要なうるおいを奪うので、そうすると肌は潤いを保とうと過剰な皮脂分泌をしてまうからです。

正しいクレンジング・洗顔方法

つづいて専門機関のエステでケアをする他に、鼻の角栓を予防・改善につながる自宅での正しいクレンジング・洗顔方法についてご紹介します。

クレンジング方法

鼻の角栓の原因の一つにメイク残りがあるので、メイクはしっかり落としましょう。鼻の脇・小鼻は指があたりにくくとくに汚れが残りがちなので、指の腹で丁寧にクレンジングを馴染ませ、汚れを浮かせるようにして落とします。この時こすらないよう、指の腹がやさしく肌に触れるよう心掛けましょう。入浴中やスチームをあてたあとの毛穴がゆるんでいる状態でクレンジングすると、なお汚れを浮かせやすいです。

またクレンジングはクリームタイプのものがおすすめです。というのはクリームタイプのものは油分と水分をほどよく含んでいるので、古くなった角質をやわらかくし、これらを上手にからめとって落としてくれるためです。うるおいも残してくれます。ただ濃いめのメイクをしている方は、メイクとすばやくなじみやすいオイルタイプのクレンジングもおすすめです。

洗顔方法

洗顔フォームを十分に泡だてて洗顔しましょう。肌をこすっての洗顔は肌に負担がかかりますので、洗顔用ネットなどを使いながら、きめ細かく濃密な泡で、指で直接こすらずに洗顔するようにしましょう。またクレンジングと洗顔の間にホットタオルで肌を温めると、肌が柔らかくなり毛穴の汚れが落ちやすくなるのでおすすめです。

まとめ

鼻の角栓は、日々注意していてもさまざまな要因でできてしまい、さらに間違ったケア方法で黒いブツブツへと悪化させてしまうケースが多々見受けられます。ご自分で間違った処理をしてしまう前に、まずはエステなどの専門機関でフェイシャルケアの施術を受けることをおすすめします。そしてさらに日頃のクレンジングや洗顔を正しく行って、鼻の角栓の改善につなげていきましょう。

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